S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

たくさんのカスタム項目を簡単に作成しよう

こんにちは!mkです!
今回はたくさんのカスタム項目を簡単に作成する方法
について話していきたいと思います。

たくさんカスタム項目を作成するのは大変!


カスタム項目の作成のしかたについては過去に記事を上げているので、もしそれもわからないよ!って方はまずはこちらの記事をどうぞ!

sbs-sfdc.hatenablog.com

項目の作成に慣れてくると10個くらい作成するならどうということはなくなるかもしれませんが、それが50個や100個と増えてくると大変ですし時間がかかります。
そこで今回はその手間を省いてくれるツールの紹介をします。

ツールの紹介と使い方


今回紹介するツールはこちら(http://crmprogrammer38.hatenablog.com/entry/2017/09/20/090000)で配布がされているExcelマクロのツールになります。
記事自体は2017年のものですが記事を書いている2020年10月現在も利用できることを確認済みです。
ツールは記事にあるリンクからダウンロードが出来ます!
では続いてツールの使い方について見ていきましょう!
f:id:sbsSF:20201009095525p:plain ①endpointとユーザ、パスワードの入力
endpointはSalesforceAPIとの接続を可能にするためのURLです。
本番環境の場合は「https://login.salesforce.com/services/Soap/u/29.0」、サンドボックス環境の場合は「https://test.salesforce.com/services/Soap/u/29.0」を選択しましょう!
ユーザとパスワードはSalesforceのログイン時に求められるものです!
②プロキシの設定
プロキシを利用する場合にはこちらに情報を入力しましょう!
プロキシは用いることでセキュリティを高めることが出来ますが細かい説明は今回は省きます。
利用しない場合は入力しなくてもツールは問題なく使えます!
③カスタム項目の情報を設定
作成したいカスタム項目の情報を入力しましょう!
テキスト型、数値型、通貨型は必須項目があるため気を付けてください!
細かい情報については配布している記事を参照してください!(http://crmprogrammer38.hatenablog.com/entry/2017/09/20/090000)

①~③まで終えたら登録ボタンを押せばカスタム項目が作成されます!
処理結果に正常に作成されたかどうかが出るので確認しましょう!

項目作成以外の機能・注意点


このツールはカスタム項目の作成以外に更新が出来ます!
「オブジェクトAPI名」と「カスタム項目API名」が一致するカスタム項目が既に存在する場合、「表示ラベル」などの情報を更新することが出来ます!

このツールを用いるにあたっての注意点は大きく分けて以下の3つあります。気を付けましょう!
①すべてのデータ型を作成は出来ません
②すべての設定は行えません
③作成したいカスタム項目名にはあらかじめ末尾に'__c'を入力する必要があります

まとめ


配布されているツールを利用すればカスタム項目をまとめて作成が出来ます!
ツールの使い方は至ってシンプルで、必要な情報を入力して登録ボタンを押せばカスタム項目が作成されます!
非常に多くのカスタム項目を作成することになった時はぜひ使ってみてください!