S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

CLIqでデータローダのバッチ処理!

※Cliqはdataloaderバージョン42以前でないと起動しないようなのでご参考までに。。。
→→暗号化の手順が変わったから?????
こんにちは!KMです。
今回は、CLIqによるデータローダのバッチ処理についてお話したいと思います。

そもそも、「バッチ処理?」「CLIq?」って感じだと思うので、そこの説明からしていきます!

バッチ処理

バッチ処理とは、あらかじめ準備しておいた一連の処理を実行することを言い、その一連の処理のコマンドが記述されたテキストファイルをバッチファイル(拡張子.bat)といいます。

Salesforceでは定期的にデータローダでデータのやり取りを行う際に
バッチ処理を行うことが多いです。

データローダのバッチ処理には、
処理実行用のバッチファイルパスワード暗号化用のバッチファイルに加えて
設定ファイル、項目の対応付けファイル、実行結果を格納するフォルダなどを準備する必要があります。

詳しい手順については↓に載っています

データローダのバッチモードでの使用 help.salesforce.com

データローダのコマンドラインの概要 help.salesforce.com

これらはコマンドプロンプトテキストエディタでキーボード入力していくことが基本です。


これらのファイルやフォルダを画面上の操作とID、パスワード等の入力で作成してくれるのがこの後お話しするCLIqというアプリケーションです。

CLI


CLIq(Comand Line Interface quickstart)
(ダウンロードはこちらから)

CLIqは、画面操作とID、パスワード等の入力でバッチ処理に関するファイルやフォルダのほとんどを作成してくれます。

私たちは、これに項目の紐付けファイル等の処理固有のファイル追加することで、データローダのバッチ処理を実行できるようになります。

まとめ

今回のポイントは

  • あらかじめ用意した処理コマンドを実行することを
    バッチ処理と呼び、
    Salesforceでは、データローダでバッチ処理を行い
    定期的なデータのやり取り(バックアップを取る等)を行う。

  • CLIqは、データローダのバッチに必要なファイル・フォルダのほとんどを作成してくれる。
    (私たちが実際に作成するのは、項目の紐付けファイルなどローカルなもの)

でした!

実際にCLIqを使ってデータローダバッチを作成するのは別の機会にしていきます!