こんにちは、Nambuです。 ここまで読んで、触ってみて、少しずつSalesforceに慣れてきたと思います。今回の内容は項目についてのお話です。
項目って何なんだ?
まず初めに項目とは何かを説明したいと思います。項目とよく混同するものとしてオブジェクトがありますが、オブジェクトはデータの集合体であり、項目はオブジェクトに含まれる要素です。オブジェクトはデータベースでいうところのテーブルであり、項目は列、行はレコードです。
標準項目とカスタム項目
そんな項目には標準項目とカスタム項目の2つがあります。標準項目とはその名の通り、Salesforceの標準機能として標準オブジェクトに初めから備わっている項目です。対してカスタム項目はユーザがニーズに合わせて作成し、追加する項目です。
標準オブジェクトや標準項目はSalesforce によってあらかじめ用意されたものですが、カスタムオブジェクトやカスタム項目を用いることで簡単にカスタマイズでき、データを分析するときに役に立ちます。
標準項目とカスタム項目を見分けるにはオブジェクトマネージャーから項目名を確認して、最後に__cが付いているか確認します。もし付いているのならカスタム項目です。
カスタム項目の作成
カスタム項目を作成するときはオブジェクトマネージャから項目を追加したいオブジェクトを選び、項目とリレーションから新規をクリックします。
次に記録したいデータに合わせたデータ型選択して次に進み、ラベル名、項目名などの設定を入力します。
最後にプロファイルごとの項目レベルセキュリティの設定とページレイアウトへの追加の設定を行えば完成です。
カスタム項目を作成した後でも一部の設定は編集で変えることができるので安心してください。
データ型とは
カスタム項目を作る際にはデータ型を指定することができます。保存したいデータの種類に合わせて適切なデータ型を指定することで、楽にデータの入力や記録をすること出来ます。
以下に示すものがSalesforceのカスタム項目で選べるデータ型です。たくさんあって初めはどれを使えばいいのかわからないと思いますが、使っていくうちにだんだんとわかってくると思います。
- 自動採番
- 数式
- 積み上げ集計
- 外部参照関係
- 参照関係
- 主従関係
- URL
- チェックボックス
- テキスト
- テキスト(暗号化)
- テキストエリア
- パーセント
- メール
- テキストエリア(リッチ)
- ロングテキストエリア
- 時間
- 数値
- 選択リスト
- 選択リスト(複数選択)
- 地理位置情報
- 通貨
- 電話
- 日付
- 日付/時間
次回はそれぞれのデータ型の特徴について詳しく触れようと思います。
今回はこの辺りで、また会いましょう!