S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

静的リソースを表示しよう!

こんにちは!mkです!
今回はどのように項目として静的リソースを表示するか
というところについて話していきたいと思います。

そもそも静的リソースとは


静的リソースはアーカイブ (.zip や .jar ファイルなど)、画像、スタイルシートJavaScript、その他のファイルなど、Visualforce ページ内で参照できるコンテンツのことです。
例えばSalesforceに会社毎のロゴが表示されてることがありますが、そのロゴも静的リソースを表示しているものになります。
ところでSalesforceのレコードは文字ばかりでどこに何があるかわからない、なんてことはありませんか?
そんな中、もし承認申請や商談のステータス、商品のカテゴリーなどを画像で表示出来たら便利だし、どういうレコードかわかりやすくなると思いませんか?
今回はそれを実際にやってみたいと思います!

静的リソースを表示してみよう


まずは表示する静的リソースを用意しましょう!
今回は承認ステータスの表示のために次の三つを用意してみました!

手順は次の通りです!
①設定を「静的リソース」をクイック検索する
②新規を押して静的リソースを保存する
※この時コミュニティサイトなど外部に公開する場合はキャッシュコントロールを公開にしてください

これで表示する静的リソースの用意が出来ました!
続いてこれを表示してみましょう!
①静的リソースを表示したいオブジェクトでカスタム項目を新規作成を始める
②データ型は数式項目のテキスト型を選択
③数式内に次の画像のように記載して項目を作成

以上です!
ちなみに静的リソースとしてzipファイルで登録して、その中身のリソースを表示することも可能で、その場合は数式でファイル名を指定する際に次の例のようにしてあげることで表示することが可能です!
例:folder.zipをstatic_resourceという静的リソースとして保存したときにzip内の画像ファイルpicture1.pngを表示する場合は以下のように指定
static_resource/folder/picture1.png)
あとはレイアウトやビューなどに設定すればばっちりです!

項目で静的リソースを表示するするメリットは
1.IMAGE関数でサイズも指定出来ること
2.caseなどで出力する画像が切り替えられること
です!
あまり難しいことをしなくても静的リソースの表示が出来るので、ぜひ皆さんもやってみてください!