S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

取引開始の設定をしよう

こんにちは!mkです!
今回は取引開始の設定をするにはどうしたらいいの?
というところについて話していきたいと思います。

そもそも取引開始の設定とは


取引開始の設定、と言われて言葉の意味は分かっても実際に何をするのかよくわからないと思います。
Salesforceの標準オブジェクトにリードオブジェクトという見込み客を登録するオブジェクトがあります。
ここに登録していた見込み客と取引開始をした時にリードオブジェクトに登録されていた情報を同じく標準オブジェクトである取引先・取引先責任者・商談の3つのオブジェクトに自動的に対応付けして登録をしてくれるという便利な機能があります。
しかし、すべての情報を自動で登録してくれるわけではありません。
リードにカスタム項目を追加していて、取引開始時にこの情報を対応付けしたいとき、事前に対応付けしたよ!と設定していないといけないわけです。
これが取引開始の設定ということですね。

取引開始の設定をしてみよう


早速設定していきましょう!
Salesforceの[設定]→オブジェクトマネージャタブを選択
②項目とリレーションを選択
③リードオブジェクトに対応付けしたい項目がない場合は項目の作成

sbs-sfdc.hatenablog.com

④右上のリードの項目の対応付けを選択
⑤対応付けしたいオブジェクトのタブを選択
⑥対応付けしたい項目を選択→[保存]
これで取引開始の設定は完了です!
すべては確認していませんが対応付けしたい項目の型がほぼ同じだとうまくいきますが、明らかに違う型だと⑥で表示されずにうまくいかないことがあるようです。
また、取引先・取引先責任者・商談のカスタム項目で必須項目を追加していた時、リードに対応付けしてあるものがない場合は取引開始できなくなります。
気を付けましょう!

まとめ


リードから取引開始すると対応付けされた情報が自動で登録されて便利ですよ!
カスタム項目の型や必須項目の有無など気を付けなければいけない点はあるものの、取引開始の設定を行っておくことで見込み客の情報を再登録をする手間が省けます!
再登録時の入力ミスなども防げるのでぜひ使っていきましょう!