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ページレイアウトの設定

こんにちは! KMです。

今回は、ページレイアウトについてお話していきたいと思います。

ページレイアウトとは…

オブジェクトレコードページの詳細やレコード作成ページで表示する項目をカスタマイズするのがページレイアウト(エディタ)です。

f:id:sbsSF:20200821154802p:plain Trailheadによると次のことができるそうです。

  • ユーザに表示する項目、関連レコードのリスト、カスタムリンクを制御する。
  • ページの詳細に表示する項目の順序をカスタマイズする。 項目を表示するかどうかの設定や、参照のみか、または必須項目かを指定する。
  • レコードおよび関連リストに表示する標準ボタンとカスタムボタンを制御する。
  • ページに表示するクイックアクションを制御する。
    引用元:ページレイアウトを使用したレコードの詳細のカスタマイズ 単元 | Salesforce Trailhead

つまり、レコードページにおいて何を表示するか、使えるようにするかを設定するのがページレイアウトです。

画面の解説

ページレイアウト画面は①パレット、②ページレイアウトで構成されています。
f:id:sbsSF:20200818160933p:plain

①パレット

パレットは画面上部に配置されています。
項目、アクション、ボタン、リンク、関連リストなど先ほどの文章でいうところの「何を」の要素がカテゴリーごとに表示されています。
色の濃く表示されれいるものが未配置の要素、薄いものが配置済みまたは配置不可の要素を示しています。

②ページレイアウト

ページレイアウトでは、パレットの要素をどの順番で表示するのかを設定します。
要素をドラッグ&ドロップすることで移動できます。

  • SalesforceモバイルおよびLightningExperienceのアクション
    レコードページのアクションバーに表示する要素を指定します。

  • 詳細
    新規レコード作成の際に入力するレコードの指定をします。
    マークは必須項目、南京錠マークは参照のみの項目を示しています。
    セクションを追加することで項目を分類することができます。

  • 関連リスト
    活動履歴や子オブジェクトのレコードなどレコードに関連する情報を表示します。

作成方法

①設定のオブジェクトマネージャからオブジェクトを指定します
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②左側のリストからページレイアウトを選択します
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③既存のレイアウトを選択するか、新規のレイアウトを作成しましょう(新規作成といっても命名するだけです)
f:id:sbsSF:20200818172325p:plain 今回は既存の「sample」というページレイアウトを編集していきます。

④要素を適切な位置に配置しましょう
⑤パレット上部の「保存」または「適用」をクリック!
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⑥レイアウトのリストページに戻り、「ページレイアウトの割り当て」をクリック!
f:id:sbsSF:20200818173219p:plain

⑦適当なプロファイルに割り当てましょう f:id:sbsSF:20200818173423p:plain f:id:sbsSF:20200818180137p:plain

これでページレイアウトの設定は完了です。

まとめ

今回はページレイアウトについてお話ししました。
マウスの操作だけで設定できるのでかなり便利ですよね!
割り当てなければ特に問題ないと思うので、一度、試しにレイアウトを新規作成することをお勧めします。