S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

Salesforce初めの一歩 No.2 ~Salesforceのデータ管理方法~

はい、こんにちは!141です!

今回は「Salesforce初めの一歩 No.2 ~Salesforceのデータ管理方法~」です!

Salesforceではどのようにデータを管理しているのかを見ていきましょう!

データの管理って?

プログラムのせかい?ではそもそもどのようにしてデータを管理しているのでしょうか?
そこで登場するのがデータベースという概念です。

データベースとはざっくり一言で、「使いやすい形に整理した情報のかたまり」ということができます。

あるテーマに沿って情報をまとめたものをテーブル、テーブルの縦の列をカラム、横の列をレコード なんて言ったりします。 f:id:sbsSF:20200420100930p:plain

よくわからないという方はこちらのリンクを参照してください。 26gram.com

Salesforceのデータ管理方法

Salseforceにもデータを管理しておく場所、もちろんあります。
そもそもシステムはデータがないと始まらないですからね。

ただ、データを格納しておくものの名前が独特です。

他でテーブルと呼んでいたデータの器は「オブジェクト」と呼びます。 最初はこの呼び名に慣れませんが・・・

「オブジェクト」、「オブジェクト」、「オブジェクト」

です!

エクセルでデータ管理している会社もまだまだあるので、エクセルで説明してみると
「オブジェクトはスプレッドシートのタブ、レコードは 1 行のデータのようなもの」

といえます。 f:id:sbsSF:20200420103439p:plain

Salesforceのデータのまとまりの整理

データのまとまりを整理してみましょう。

概念図はスライドショーにのせてあるのでそちらも併せてみてください。

● 組織

一つの会社のSalesforceのシステムのことを「組織」といいます。
あるA社のSalesforceのシステムのことを大きく「A社の組織」
B社のSalesforceのシステムのことを大きく「B社の組織」
と言ったりします。

● アプリケーション

業務によって使用するデータ、オブジェクトは変わってきます。
業務ごとに使用するオブジェクトをまとめておくのがアプリケーションというものです。

● オブジェクト

こちらは上でも説明しました。
あるテーマに沿ってデータをまとめているもの。
Excelで言ったらタブに当たる部分でしたね。

● レコード

オブジェクトの中の横一行のことです。

● 項目

レコードを構成する一つ一つの要素のことです。

それぞれの要素には何のデータなのかを表す名前、項目名があります。 f:id:sbsSF:20200420111401p:plain

以上を大きさ順に整理すると

組織>アプリケーション>オブジェクト>レコード>項目

この順番です。

項目の型

項目には他のDBと同じくいろいろな型があります。

文字列を入力する項目なら"テキスト型"

数字を扱うなら"数値型"

お金を扱うなら”通貨型”

地図情報に使う項目だったら”地理位置情報”とか。

ちなみにお金でも、わざと”数値”項目で作ったりもしますよ。
全体設計の中で変わりますから、要注意です。

f:id:sbsSF:20200420112046p:plain
Salesforceの項目の型
あとから型を修正することもできますが、データが入力されてから型を変更するのは
場合によって相当煩雑な作業になります。 くれぐれも型を決めるときは慎重にいきましょう。

データの持ち方のイメージは下記のスライドにまとめたので 復習してみてみてください! そして、デベロッパー環境に実際にオブジェクトを作成してみましょう!