どーも、HGです。 今回はプロファイルの作成について解説していきます。
まずは右上の歯車マークから設定を開きます。
次に左上の検索ボックスに「プロファイル」と入力し、出てきた「プロファイル」をクリックします。
組織内の既存のプロファイル一覧が出てきました。
プロファイル作成時は、既存のプロファイルをコピーすることから始めます。
プロファイルには数多くの設定事項があり、それらを全てイチから設定することは非常に時間を要し、設定を間違えて使用が難しいプロファイルを作成してしまうことを防ぐためです。
コピーしたいプロファイルの左にある「コピー」をクリックして始めることも可能ですが、今回はページ上部にある「新規プロファイル」をクリックします。
上のリストからコピーしたい既存のプロファイルを選択します。
下のプロファイル名に作成したいプロファイルの名前を入力します。
保存をクリックするとひとまず作成完了です。
このままでは先ほどのコピー元のプロファイルと全く同じなので、作成した意味がありません。
編集をクリックします。
プロファイルには非常に多くの設定事項がありますが、今回はひとまず、オブジェクトの権限設定とパスワードに関する設定を行います。
スクロールして、下の方にいくと、標準オブジェクト権限とカスタムオブジェクト権限の設定場所が出てきます。
今回はカスタムオブジェクトの権限について解説します。*標準オブジェクトも設定方法は同じです。
「家計簿」オブジェクトに関してはこのプロファイルでは参照、作成、編集、削除、データ管理、全てのことが可能となっています。
「家族マスタ」オブジェクトでは新しく作成することと参照することしかできません。
「書籍」オブジェクトでは参照と編集のみでき、データ管理は見ることのみできます。
「費用」オブジェクトではチェックが全て外れています。何もできません。つまり、費用オブジェクトが存在することすら知ることができません。
という設定にしてみました。
このように
Salesforceではユーザ毎に何ができて何ができないという様に設定するのではなく、何ができて何ができないか設定されたプロファイルをユーザに付与することで、ユーザが可能な範囲を制限します。
次にパスワードに関する設定です。
「パスワードポリシー」というところまでスクロールしてください。
ここではパスワードに関する設定を行うことができます。
複雑なパスワードを設定しないといけない設定にすることでセキュリティ上安全性が高いですが、ログイン時に手間がかかってしまいます。
扱う情報の機密性やこのプロファイルを利用する人のパスワード管理レベル、などを考慮してここは設定しましょう。
最後に保存をクリックするとプロファイルの作成は完了です。
先ほどのプロファイル一覧に出てきます。編集したくなったら、そのプロファイルの左の「編集」をクリックして編集しましょう。
これで終わりではありません。
このままではせっかく作成したプロファイルを誰も利用していません。
このプロファイルを付与したいユーザに付与しましょう。
歯車マーク→設定→検索ボックスに「ユーザ」と入力→ユーザ
ユーザの一覧が出てきますね。
この中に先ほど作成したプロファイルを付与したいユーザを探します。
左側の編集をクリックすると、そのユーザを編集できます。
編集画面の右上の方にある「プロファイル」で先ほど作成したプロファイルを選択します。
保存をクリックすると、そのユーザに作成したプロファイルが適用されました。
以上で完了です。