はい、こんにちは!141です!
今回は「はじめてのSalseforce No5」いってみましょう。
前回は「主従関係」の代表的な特徴を2つほど取り上げてみました。
よく復習しておきましょう!
今回は参照関係の特徴をピックアップし
まとめとして主従関係と参照関係を比較してみましょう。
参照関係の特徴
1. 積み上げ集計はできない
特徴の1つ目は参照関係では
積み上げ集計項目の作成ができない!ということです。
積み上げ項目は前回の主従関係で説明したので大丈夫ですよね?
sbs-sfdc.hatenablog.com
2. 階層は何段階でも作れる!
特徴の2つ目は参照関係では
何段階でも参照関係をつくれます!ということです。
つまり親-子-孫-曾孫-曾曾孫----ずっと。
といっても実際は何段階も階層をつくることは
特殊なケース以外はないでしょう・・・。
3. 標準オブジェクトを子に持てる
特徴の3つ目、参照関係では
標準オブジェクトを子オブジェクトとするリレーションが可能!です。
ということは、主従関係では
標準オブジェクトを子オブジェクトとするリレーションが出来ないってことですね。
つまり、あるカスタムオブジェクトを親オブジェクトとして
標準オブジェクトを子オブジェクトとしたい時は、参照関係にしないといけない
ってことです。
4. その他
主従関係と参照関係については違いが他にもいろいろあって<
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例えば、親レコードと子レコードでアクセス権を連動させるには
主従関係にしなければならない、といったことがあります。
「アクセス権」については
https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/data_security/data_security_records
ちょっとこの辺は初学者には難しいと思うので
現時点で「なんのこっちゃ」であっても、凹まなくてOKですよ。
まとめ
違いが沢山あるので、いざリレーションをつくろうと思った時に
「主従関係」なのか「参照関係」なのか迷うと思います。
そんな時は以下の良くある判定ポイントでチェックしてみてください。
・積み上げ項目が必要か否か
⇒必要であれば「主従関係」
・親を削除したときに子のレコードを残したくないのか否か
⇒残したくないのであれば「主従関係」
・子オブジェクトからリレーションを結べる親の数が3つ以上必要か否か
⇒3つ以上必要なのであれば「参照関係」
下記のスライドにまとめてあります。
復習してみましょう!