S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

Salesforce初めの一歩 No.6 ~Data Loader~

はい、こんにちは!141です!

「はじめてのSalseforce No6」いってみましょう。
今回は大量のデータをSalesforceに投入するにはどうすればいいの?
というところに焦点を当てて話を進めていきます。

データ移行とは

すでに皆さんはオブジェクトまで作成して
データを登録してみたと思いますが、何件くらい登録しましたか?
日々、Salesforceのシステムにデータを登録する場合は
1件1件登録する作業が通常の処理になると思いますが
最初にデータを一気に登録したいときってどうしますか?

f:id:sbsSF:20200605110121p:plain:w400


ユーザーが100名いたら?取引先データが1万件あったら?

1件1件手作業で登録するなんて大変ですよね・・・。

もともとエクセルや別のシステムでデータ管理していたりすると
Salesforceに取り込みたいときに必ず発生する課題です。

こういったシステム稼働の初期などに、一括でデータを登録する為の作業のことを
データ移行」って言います。

データ成型

データ移行って、データの成型が結構大変なんです。
Salesforceのオブジェクトの項目、データ型に合わせて、
旧システムからデータを加工しなければなりません。

例えば、住所。
元のデータが都道府県と市町村などに分かれてないデータは
分割して別項目にしなければいけません!
他にも全角数値が混ざっていて、全て半角に統一する必要があったり・・・。

結構大変。


f:id:sbsSF:20200605110618p:plain:h300


今回は詳しく説明しませんので、
あらかじめ取り込める状態のCSVが用意してある前提で進めます。

投入方法

さて、データを一括で登録する場合を考えてみましょう。
2つ方法があります。

1. インポートウィザード

1つ目は
Salesforceにはもともと備わっている機能「インポートウィザード」です。
こちらはインポート専用で、対応オブジェクトが限られている上、
件数も50,000 件未満と制限されています。

操作でも項目のマッピングの指定が毎回必要となり、
何度も同じオブジェクトにデータを取り込みたいときは面倒です。

2. DataLoder

2つ目は
Salesforceが提供しているアプリケーション「DataLoader」です。
これであればデータの取り込み処理だけでなく、更新や削除もできます!
500万件までのデータを扱うこともできます。

何度も同じオブジェクトにデータを取り込みたいときはバッチ処理を作成して
一発起動で処理を実行させることも可能になります。

まとめ

Salesforceにデータを投入するには、2つの方法があることを学びました。
1つ目は、インポートウィザード
2つ目は、DataLoader
でしたね。

今回はざっとこの概要をつかんでもらえれば大丈夫です。


下記のスライドに概要と機能を簡単にまとめてみました。
スライドも併せてみてください!