こんにちは。141です。
今回はブログの記事を書く前に必ず押さえておきたいポイントを紹介します。
まず最初に、「著作権」に関する知識を頭にいれておきましょう。
知らないと、せっかく書いたブログが著作権侵害をしてしまっていた!
なんてことも。記事を書く前に必ず学習しておきましょう。
■著作権に関する注意点
1.オリジナルコンテンツを作成する
当たり前ですが、前提となる心構えですので、あえて先頭に書きます。他人の著作物をコピーして転載するのはNGなわけで、
オリジナルの記事を自分で考えなければなりません。とはいえ、”よくあるテーマ”になりがち・・・。
では、”よくあるテーマ”は避けるべきでしょうか?私はそうは思いません。
よくある、取り上げられることが多い、ということは
書く価値があるテーマだから、みんなが気になるテーマだから、とも言えるのではないでしょうか。
皆さんも、同じ内容の記事でも、1度検索して、目的の情報を見つけたとしても、他のページものぞいてみたり、再検索したりしていますよね。
つまり、読んでもらうために、唯一無二の情報ページを作成する必要はないと思います。
自分の言葉で書いたり、独自の視点を提供するぞ!という気持ちで書けば
画像やリンク先も工夫して、分かりやすさが変わってきますし
文章の構成を変えることで、読みやすさが変わるかもしれません。
希少なネタも大事ですが、よくあるネタでも、自分の言葉で書いてみましょう!
2.引用の際はクレジット表記を記載する
他人のアイデアやコンテンツを引用する場合は、出典を明記します。
著者名や出版物名、URL、引用元などを記載する必要がありますので
内容に応じて適切なクレジットをつけましょう。
☆記事を書く際のクレジット表記の例を以下に示します。
記事内で他人の著作物である画像を使用する場合、画像のすぐ下や記事の最後に
クレジット表記を行います。
例)
出典:サイト名XXX / URL:https://unsplash.com/photos/xyz123
※ちなみに…このURLは架空のものです。画像は購入済み。
画像の他にも、コード、書籍の文章を引用することもありますね。
これらを引用する場合は、一言一句、違わないように記載しなければいけません。
以下のような「引用符」というものがあり、はてなブログでも挿入できます。
Salesforceは、企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューション。 マーケティング、営業、コマース、サービスなどすべての部署で、 顧客一人ひとりの情報を一元的に共有できる統合CRMプラットフォームです。
引用元:S.B.S. Salesforce技術ブログ 「Salesforce初めの一歩」
引用元URL:https://sbs-sfdc.hatenablog.com/entry/2020/03/24/140707
3.画像や動画の使用許可を得る
他人が作成した画像や動画を使用する場合は、著作権を確認し、必要であれば許可を得てから(購入するなど)使用してください。
また、クリエイティブ・コモンズ (CC) ライセンスの画像や動画など著作権フリーの
素材を利用することもできます。
4.ソフトウェアやコードの使用許可を得る
技術ブログの場合は、コードを引用して掲載することがあります。
引用するコードに適切なライセンスがあるか確認し、必要であれば許可を得てください。
オープンソースのコードを使用する場合も、そのライセンス条件を遵守しましょう。
ちなみに、自分で考えたと思っても、似てしまった!ということはあり得ると思いますが、
そこまで神経質になる必要はありません。法的な観点から言うと「他人の利益を損なうような内容」でなければ
問題になることはほぼない、と言ってよいでしょう。
5.リンクを適切に貼る
記事内で外部サイトへのリンクを貼る際は、リンク先のコンテンツが適切であることを確認し、
リンク先のサイトのポリシーや著作権に従ってリンクを貼ってください。
また、リンク先の情報が更新されることがあるため、定期的にリンクの整合性を
チェックすることも推奨します。いわゆる「リンク切れ」はよく起こります。
■個人情報に関する注意点
著作権と並んで、気を付けたいのが、個人情報です。
昨今はさすがに個人に関するデータをブログ内に書く人はいないと思いますが
顧客情報をうっかり掲載してしまった!は、無きにしもあらずです。
例えば、キャプチャに何らかの固有名称が映っていたとか
コードの変数名やデータ名に取引先の固有名称が掲載されていた、とか…。
頑張って黒塗りにマスキングしたり、別のものに置き換えたつもりでも、消し忘れてしまうこともあるので
ブログ公開前に他の人にチェックしてもらうことを強くお勧めします!
さて、ここまでが注意点です。次は、ブログを作成する際の手順を書いてみます。
これは一例ですので、参考程度で読んでみてください。
1.記事の構成を考えよう
技術ブログの記事構成の王道は以下の通りです。
①タイトル
②イントロダクション
③問題提起
④解決策の提示
⑤詳細説明
⑥おわりに
まずはタイトルで読者に記事の内容を簡潔に伝え、イントロダクションで問題や背景を説明します。
次に、問題提起を行い、その問題に対する解決策を提示します。
その後、詳細な説明を行い、具体的な手順や方法を伝えます。
最後におわりにを付けてまとめや感想を述べます。※あくまでも構成の一例です。
2.わかりやすいタイトルをつけよう
例えば、当ブログは技術ブログのため、エンジニアが問題解決のために読むことが多いと思います。
「〇〇を実装するには?」「△△を構築するには?」「XXXエラーを解消するには?」など。
「資格を取得したい!」も読む記事を動機になります。
どんな人に読んでもらいたいかイメージして書いてみましょう!
一般的には以下の5点がタイトル作成のポイントになります。
①目的を明確にする:記事の内容を簡潔に表現する。
②読者の興味を引く:読者が知りたいと思うことや興味を持つことを取り入れる。
③SEOに配慮する:キーワードを含めた適切なタイトルにする。
④簡潔で分かりやすい:長すぎるタイトルは避ける。
⑤強調したいポイントを反映させる:記事の重要な部分やアピールポイントを入れる。
どうしても思いつかない場合は、ChatGPT等のAIに記事の概要を貼ってみて
「タイトル案を教えて!」と聞いてみるのもありですよ!その中から選んだり、改良を加えてみたりするのもお勧めです。
3.タグを付けよう
例えば、はてなブログを利用している当ブログでは一律に「#salesforce」を付与しています。
編集モード画面の記事欄の下にボタンがあり、タグを付けられます。
「#salesforce」というタグが付いている他のブログ記事と一緒に検索される可能性もありますので
付けておくとより閲覧される可能性は高くなります。
※他のタグもプラスで付けるとより検索されやすくなります
はてなブログのタグは、下記のような機能があります。
・タグの説明文として言葉の意味を参照できる
・同じタグをつけているブログや関連情報をタグページで一覧できる
「ある事柄に関するブロガーの意見や感想を見たい」「同じテーマに言及しているブログ記事を見つけたい」といった場合に利用されるようです。
なんだか制約が多い気がしてきましたか?!
繰り返しになりますが、どんな人に読んでもらいたいかイメージして、
自分の伝えたいことを自分の言葉で書く!という気持ちで書けば、基本的には問題ありません。
そもそも他人の書いたものをほとんど引用したりするなら、記事を書く必要はありませんよね。
AIがブログ記事を書いてくれるようになったとしても、リアルに体験したことは生身の人間しか書けません。
人間だから失敗したりミスしたりするわけで、そこの体験を書くのは、やはり生身の人間です。
また、同じテーマであっても、「もっと分かりやすいように書こう」「独自の意見もプラスしよう」と考えながら書けば、
読者の為にもなる上、自分の知識を定着させることもできます。是非、記事作成にチャレンジしてみてください。
AIの力も楽しみながら借りつつ、独自性は自分自身で創り出しましょう!