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教えて921さん!

リストビューでレコードを効率的に扱おう!

こんにちは、Nambuです。今回はリストビューについて説明したいと思います。
リストビューを作成しておくことで非常に便利にレコードを扱えるようになります。

リストビューとは

まず、リストビューの説明から行いたいと思いますが、皆さんSalesforceを使う中で何気なく見ているものです。リストビューはナビゲーション項目やアプリケーションランチャーからオブジェクトを選択して開いたときに表示されるレコードの一覧のことです。 リストビューを作成するメリットとして自分の表示したいレコードや項目だけを表示できることや、データをインライン編集できることなどがあります。また、複数レコードを一括で更新することもできます。
リストビューを切り替える場合は左上のリストビュー名をクリックするか▼をクリックして一覧を開き選択します。また、ピンマークをクリックして固定することで、開いたときに最初に出てくるリストビューを選ぶことができます。

リストビューの作り方・使い方

次に新しいリストビューの作り方と作成後の使い方について説明したいと思います。
リストビューを作るときはリストの検索窓の右隣にある「歯車マーク」を押して「リストビューコントロール」を開き、新規もしくはコピーを選択します。 クリックするとポップアップが表示されるためそこで「リスト名」と「API名」作成した「リストビューを利用できる範囲」を設定します。自分用に作成する場合は一番上の自分のみ、全員が利用できてもいい場合は真ん中のすべてのユーザ、特定のロールなどのグループ単位で利用する場合は一番下にチェックを入れます。 リストビューに表示されるレコードを変更するときは「検索条件」を設定します。右上にある「漏斗マーク」をクリックするか、リストビューコントロールから「リストの検索条件を編集」をクリックします。 すると右側に検索条件が表示されるので、「検索条件の追加」をクリックして項目、演算子、値を設定し条件を追加します。また、「検索条件ロジックを追加」では複数の検索条件を設定したときに優劣を決めるAND、ORを設定できます。 リストビューで表示する項目を編集するときはリストビューコントロールの中から表示する項目を選択をクリックします。 するとポップアップが表示されるので、左の項目一覧から表示したいものを右の参照可能項目に移動させます。反対に表示したくない項目は右から左に移動させます。リストビューでは「最大15項目」まで選択することができます。 リストビュー上でレコードの値を編集するときは右上の鉛筆マークか編集したい部分にカーソルを合わせて鉛筆マークをクリックして編集します。 また、複数レコードの編集時には一番左の列にあるチェックボックスも有効に使えます。チェックを入れた状態で一か所を編集すると同時に選択した項目も更新するかどうか聞かれるので、そこでもチェックを入れて適用を押し保存をすると選択したレコード全てを同じ値で更新することができます。 誤って作ってしまったり不必要になったリストビューは削除することができます。しかし、リストビューを削除するときは注意が必要です。削除を行うとアクセス権を持つすべてのユーザに対して完全に削除されてしまいます。なので、誤操作や自己都合で削除すると他の人に影響が出るかもしれません。

今回はこのくらいで、また会いましょう!