こんにちは!mkです!
今回からSalesforceをより便利にしようとするとおそらく使うことになる、トリガについて話していきます。
しかしトリガを一度に説明するには長くなりすぎるので何回かに分けて紹介します。
そこで初回は簡単なトリガの作成の仕方
について話していきたいと思います。
そもそもトリガとは
トリガというのはレコードの作成や更新、削除などが行われた時に実行されるプログラムのことです。
このトリガはApexというオブジェクト指向のプログラミング言語によって記述されていて、Apexトリガと呼んだりします。
フローやワークフロー、プロセスビルダーなどでは出来ないデータの加工が出来ることが強みです!
しかしその分メンテナンスが複雑になるためトリガを作らずに済むのであればその方が良いこともあります。
簡単なトリガを作成してみよう
今回は定番の(?)「Hello World!!」を表示させるトリガを作成してみましょう!
①開発者コンソールを開く
②File → New → Apex Trigger を選択
③Nameの記入、sObjectの選択→Submitを選択
※sObjectにはメインで取ってきたいレコードのあるオブジェクトを選択しましょう(今回はテストオブジェクトを作成し利用しています)
④System.debug('HelloWorld!!');と入力→保存(ctrl+s)
これでトリガ自体は完成です!
続いて動作確認をしてみましょう!
まず③でsObjectに指定したオブジェクトで新規データを作成します。
続いて開発者コンソールのLogsにある項目を選択します。
これでログにHelloWorld!!と出たことが分かると思います。分かりにくい場合はDebug Onlyにチェックを入れるとすぐに見つかると思います。
まとめ
今回はレコードを作成した時にHelloWorld!!と表示されるようなトリガを作成してみました。
他のプログラミング言語を触ったことがある人にとっては何となく馴染みがあり簡単すぎだったでしょうか?
ログの確認は今後何度も利用することになるので覚えておくといいですね!
ところでトリガは「レコードの作成や更新、削除などが行われた時に実行される」と始めの方に言いましたが、実は今回は作成した時しか実行されないんです。気づいた方はいるでしょうか?
次回はその部分について話していきたいと思います!