S.B.S. Salesforce技術ブログ

教えて921さん!

ルックアップ検索の設定をしよう

こんにちは!mkです!
今回はルックアップ検索をするにはどうしたら良いのか
というところについて話していきたいと思います。

そもそもルックアップ検索とは


[商談]オブジェクトなどのレコードを作成するときに、参照項目や主従関係項目を利用することがありますよね?

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ルックアップ検索画面1
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ルックアップ検索画面2
このルックアップ検索で任意の項目で検索出来たら便利ですよね!!
...ところが実は制限があったりして任意の項目の検索は出来ません、残念!
ですが便利な項目には違いありませんのでルックアップ検索の設定方法や制限について知っていきましょう!

ルックアップ検索の設定をしてみよう


はじめは制限がどうのってことは置いておいて設定方法を説明していきます!
Salesforceの[設定]→オブジェクトマネージャタブを選択
②検索対象にしたいオブジェクトを選択→検索レイアウトを選択
③検索対象を設定したいプロファイルを選択(すべてのプロファイルに設定をする場合はデフォルトのレイアウトを選択)
f:id:sbsSF:20201023135510p:plain ④ルックアップ検索で表示したい項目を選択・追加する(△▽で表示順も変更可能)→[保存]
f:id:sbsSF:20201023135900p:plain これだけで設定は完了です!
ルックアップ検索画面2(本記事上部の画像参照)の表示が変わっていると思います!
ルックアップ検索画面1の表示も変わるかもしれません。
ルックアップ検索画面1ではName項目と、④で選択した項目のうち、検索できる項目で1番上にある項目(Name項目を除く)が検索対象となって表示されます!
ところで検索できる項目とはどれなのでしょうか、ということでルックアップ検索の制限を話していきたいと思います!

ルックアップ検索の制限


記事のはじめにもお話ししましたがルックアップ検索は制限があり、すべての項目を検索できるわけではありません。
標準項目も見ていくとすごく細かくなるため、どのようなカスタム項目が検索できるかに絞って紹介しましょう!
カスタム項目で検索できる項目は大きく分けて次の3つです!
1.自動採番項目
2.外部IDが設定されている項目
3.データ型が次のうちのいずれか
 メール・電話・テキスト・テキストエリア・
 ロングテキストエリア・リッチテキストエリア
以上になります!
数式項目や数値などは検索できないわけですね、注意しましょう!
標準項目も気になるよ!という方はこちらに詳細が載っているため確認してみてください!

help.salesforce.com


おまけ
検索ルックアップの部分検索がうまく機能してくれない!どうして?...となったことはありませんか?
どうやらそもそも部分検索による検索ではないようなんです!

help.salesforce.com

類似する語句で検索をする見出語化などの検索方法を利用しているようです。
思うように検索が出来ない...という時にはここを見てみると何かわかるかも?

まとめ


ルックアップ検索は検索レイアウトで設定が出来ます!
制限もあるけど実はあまり気にせずに使える便利な機能です、とりあえず使ってみましょう!